40年、ベニー・カーター/カウント・ベイシー楽団のピアニストとしてキャリアをスタートさせた後、ヴォーカルに転向。54年のリーダー作『イージー・トゥ・ラヴ』でデビューを飾る。
エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーンと共に御三家と称され、ジャズ・ヴォーカルを語る際に、なくてはならないビッグ・ネームにまで成長した彼女。ビリー・ホリデイをアイドルとして、モダンなフレージングとリズム感を活かしたバラード唱法/聴衆に投げかけるように歌うトーキング・スタイルで人気を博す。