Fedora Core3で作る
最強の自宅サーバー 補足情報

● Fedora Core3用のパッケージについて

これからFedora Core3へAMaViSdおよびClam AntiVirusをインストールする方はこの補足情報を本誌の手順に置き換えながら作業を進めてください。。

・ 210ページ 手順2について

「fedora-us」の設定ファイルを作成する際に,以下のようにテキスト・エディタで入力します。

[fedora-us-extras]
name=Fedora.us Extras Packages
baseurl=http://download.fedora.us/fedora/fedora/$releasever/$basearch/RPMS.extras/
enable=1
gpgcheck=0

・ 212ページ 手順7について

以下のように入力します。

yum install amavisd-new clamav clamd spamassassin perl perl-Archive-Tar

・215ページ 手順3について

ドメイン名を設定します。ドメイン名は,18行目に記述します。たとえば,「kfhomeserver.dyndns.org」のように記述します。

$mydomain='example.com'; # a convenient default for other settings
     ↓変更
$mydomain='fkhomeserver.dyndns.org'; # a convenient default for other settings

・ 216ページ 手順4について

Clam AntiVirusとの連携設定をします。264〜267行目の先頭にある「#」を取り除き,265行目の「clamd」を「clamd.sock」に変更します。

# ['ClamAV-clamd',
# \&ask_daemon, ["CONTSCAN {}\n", "/var/run/clamav/clamd"],
# qr/\bOK$/, qr/\bFOUND$/,
# qr/^.*?: ( ?!Infected Archive)(.*) FOUND$/ ],
     ↓変更
['ClamAV-clamd',
\&ask_daemon, ["CONTSCAN {}\n", "/var/run/clamav/clamd.sock"],
qr/\bOK$/, qr/\bFOUND$/,
qr/^.*?: ( ?!Infected Archive)(.*) FOUND$/ ],

・217ページ 手順7について

この手順を行う必要はありません。

・218ページ 手順8について

Clam AntiVirusが利用するディレクトリの設定を行います。次のように入力します。

chown -R amavis.amavis /var/run/clamav

・218ページ 手順10について

メニューから「ファイル」-「場所を開く」を選択し,「/etc/clamd.conf」ファイルを開きます。

・219ページ 手順11について

この手順を行う必要はありません。

・220ページ 手順12について

この手順を行う必要はありません。

・221ページ 手順13について

この手順を行う必要はありません。

・222ページ 手順14について

65行目の先頭にある「#」を取り除きます。

#LocalSocket /var/run/clamav/clamd.sock
     ↓変更
LocalSocket /var/run/clamav/clamd.sock

次に80行目の先頭に「#」を付けます。

TCPSocket 3310
     ↓変更
#TCPSocket 3310

・223ページ 手順15について

144行目を変更します。

User clamav
     ↓変更
User amavis

・224ページ 手順16について

この手順を行う必要はありません。

・225ページ 手順17について

以上でClam AntiVirusの設定ファイルの変更は完了です。ツール・バー上の[保存]をクリックします。

・228ページについて

AMaViSdのサービスを起動した後に,Clam AntiVirusのサービスを起動します。「clamd」の項目を選択して,「開始」ボタンをクリックします。

・230ページついて

このページの作業を行う必要はありません。

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