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プロが教える アニメ背景画の描き方
 本書は、「日本のアニメーションにおける背景美術」というテーマで制作・執筆しました。「デジタルで作業している背景美術の現場で背景を描く時には、例えばこういう手順で作業しますよ」という手引き書的な種明かし本を、微力ですがご用意させていただきました。

 「背景美術に興味があるけれど、よくある技術書や解説書では書いてあることをどのようなシチュエーションでどう応用するのかがわからない…」「もうちょっとステップ・バイ・ステップで展開する手引き書があればいいのに…」という声にお応えすべく、デジタルツールで描いた背景のサンプルパターンを5つ用意しました。

 当然、アニメーションの背景美術という意味では、もっと押さえるべきことは山ほどあります。というより、実際の現場では日々カットごとに違った場所、違った季節、時間、ムード、空気感、照明など、それぞれの作品の演出意図に合わせて、キャラクターたちがイキイキと芝居ができる舞台を底なしに作り出すのが背景美術の仕事ですので、ここですべてを出し切るのは難しい話です。

 さらに言えば、この一冊を理解すれば明日から背景が描けるというものでもありませんし、そんなうまい話は幻想です。
 本書は眺めるだけでも良いのですが、不慣れな人でも進められるように構成してありますので、まずは一度描いてみることをおすすめします。
 描くことで、文章では書ききれない部分を体で感じていただけるかと思います。
 とりあえず、サンプルを模写して自分の描いたものと見比べながら練習してみてください。

 現場のスタッフでも、新人のうちは、まず壁などのグラデーションやちょっとした小物、単純な室内など、簡単なモノから描かされます。
 最初から大変な仕事を任される人は稀ですので、もし、あなたが不慣れな場合で上手くいかなくても、気にせずに何度もやり直しながら慣れていくとよいでしょう。
 そして、物足りなくなったら夜の風景や自分の部屋や家など、自分の描きたいものを描いてみるとよいでしょう。
 まずは、描き始めないと何も始まりません。本書が、そのためのきっかけ作りとなれば幸いです。

 初めて背景を描く方、アナログからデジタルへ乗り換える方、これからデジタルツールで絵を描く方、その他すべての方にとって、本書が参考になりますように。

(本書「まえがき」より)
カバーイメージ
著者:加藤浩(ととにゃん
B5・128ページ・オールカラー・CD-ROM付き
本体価格:2,200円+税
ISBN978-4-8007-1057-4
 
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目次を表示する ≫
Introduction Photoshopと背景美術
Intro 1 Photoshop のインターフェイス
Intro 2 アニメ背景画の画像サイズと解像度
Intro 3 覚えておきたいPhotoshop の機能
Intro 4 カスタムブラシの作り方

Chapter1 古戦場を描く
Step 1.1 レイアウトを作成する
Step 1.2 要素ごとにレイヤー分けする
Step 1.3 月や雲などの遠景を描く
Step 1.4 塔などの中景を描く
Step 1.5 岩や瓦礫などの近景を描く
Step 1.6 素材を使ってディテールを加える
Step 1.7 シルエットや空気感を演出する

Chapter2 湿原の城を描く
Step 2.1 レイアウトを作成する
Step 2.2 ベース塗りを進める
Step 2.3 色味を調整する
Step 2.4 光を意識して作品を仕上げる

Chapter3 日常の町並みを描く
Step 3.1 パースガイドを利用する
Step 3.2 ベース塗りを進める
Step 3.3 遠景から近景へと描き込む
Step 3.4 残りを仕上げる

Chapter4 欧風ホテルを描く
Step 4.1 一点透視のパースガイドを使う
Step 4.2 おおまかな地塗り(下塗り)
Step 4.3 パーツ単位で仕上げる
Step 4.4 内装や家具を描き込む
Step 4.5 光を調整する

Chapter5 巨大樹の村を描く
Step 5.1 イメージを具現化する
Step 5.2 固まりを意識しながら描く
Step 5.3 要素別に描き込んでいく
Step 5.4 細かい部分を描き込む
Step 5.5 差し込む光を表現する

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