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詳細! Swift iPhoneアプリ開発 入門ノート Swift 1.1+Xcode 6.1+iOS 8.1対応
ハロー!春を告げるSwift

新世代開発言語、Swiftの登場です。「アマツバメ(雨燕)」、「速い」の意味をもつSwift。目にも止まらぬ素早さで自在に空を舞う。Objcect-Cから世代交代したSwiftは、まさにそんな表現がピッタリのプログラム言語です。

「Swiftはわかりやすい!」と評判です。確かにSwiftは一般的なプログラム言語と共通する部分が多く取り組みやすい印象を受けます。しかし、オプショナル、タプル、多機能なswitch文、クラス定義、拡張性の高い構造体や列挙型、関数オブジェクトなど、初心者でなくとも悩み窮してしまう斬新な仕様が多々あるのも事実です。

本書の重要な役割は、Swiftでスタートを切ろう!という入門者のサポートですが、大半の方はプロのプログラマとしてSwiftを習得し、iPhoneアプリ開発に取り組むことになるのでしょう。でしたら、臆することなく、逆に楽しむつもりでSwiftの奥深さに今のうちから触れるべきだと考えます。PART 2から5までの4章を読み進めるにはあなたの努力が不可欠です。ここでの踏ん張りが将来の差になるでしょう。

もちろん、Swiftを学ぶことは目的ではなく、iPhoneアプリを作れるようになるのがゴールです。PART 6からは、Xcodeを使ってiPhoneアプリを作ります。Xcode 6では複数サイズのiOSデバイスに対応する新しい方法が示されました。Auto Layout、Sizeクラス、プレビュー機能、コードでのConstraints設定、標準的なUI部品クラス、デリゲートの利用、UICollectionView、アニメーション、シーン移動、ビュー切り替えエフェクト、ブラー効果、Touch ID指紋認証など、アプリ開発の具体例を豊富なサンプルコードで詳しく説明します。

PART 9ではSpriteKitについてたっぷり解説します。SpriteKitエディタの使い方からアニメーション、物理ボディ、衝突判定、IK、フィールドなど、これらはサンプルを見るだけでワクワクするようなテクノロジーです。こんなに簡単に!と驚きます。

本書の最大の特長は圧倒的なサンプル数です。本文解説だけでなく、コードには細かなコメント文に加えて、引き出し線を付けて要所に説明を重ねています。サポートサイトからファイルをダウンロードして、実際に動作を確かめながら学習してください。

イタリアのことわざに「一羽のツバメを見ても春が来たと思うな」というのがあるそうです。本当にそうでしょうか? 空を見上げて待ってるだけでは何も始まりませんよ!
カバーイメージ
著者:大重美幸
B5変形・512ページ・オールカラー
本体価格:2,880円+税
ISBN978-4-8007-1070-3
 
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目次を表示する ≫
Part 1 Xcodeをはじめる
1-1 Xcodeの準備 8
1-2 Xcodeの使い方
1-3 iOSシミュレータで試す
1-4 Playgroundで試す

Part 2 基本シンタックス
2-1 ステートメントとデバッグ関数
2-2 定数と変数
2-3 タプル
2-4 演算子
2-5 条件分岐
2-6 ループ処理

Part 3 ストリングとコレクション
3-1 ストリング String
3-2 配列 Array
3-3 辞書 Dictionary

Part 4 オプショナル、関数、クロージャ
4-1 オプショナル
4-2 関数
4-3 関数オブジェクト
4-4 クロージャ

Part 5 クラス、構造体、列挙型
5-1 クラス定義
5-2 クラスの拡張
5-3 列挙型 enum
5-4 構造体 struct

Part 6 iOSアプリを作る
6-1 画面サイズとオートレイアウト
6-2 プロジェクトのスナップショット
6-3 アシスタントエディタを使う
6-4 標準のUI部品を使う
6-5 デリゲートを使うUI部品

Part 7 ビューと画面表示
7-1 ビューの作成と表示
7-2 画像とボタンの作成とConstraints設定
7-3 テーブルビュー UITableView
7-4 コレクションビュー UICollectionView
7-5 ビューのアニメーションと映像効果

Part 8 シーン移動とビューコントローラ
8-1 セグエでシーンを移動する
8-2 ナビゲーションコントローラで遷移する
8-3 タブバーでシーンを切り替える
8-4 アラートとアクションシート
8-5 Touch IDで指紋認証を行う

Part 9 SpriteKitでゲーム作り
9-1 SpriteKitの基本
9-2 SpriteKitエディタ
9-3 ノードを追加する
9-4 ノードのアクション
9-5 アクションを組み合わせる
9-6 物理ボディの作成と操作
9-7 インバースキネマティック、ジョイント、フィールド
9-8 衝突カテゴリと衝突判定
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