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Logic Studio テクニカルマスター
どうも、はじめまして!
HATA(本名:畠山洋一郎)と申します。
打ち込みが好きですが、普段は「Dachambo」というバンドで「machine & motivation」というパートを担当し、シンセサイザーやキーボードっぽいことをやっています。ミュージシャンとしてもまだまだで、文章も稚拙だとは思いますが、電話帳のような分厚いマニュアルよりも面白く読んでもらえればと思いながら本書を執筆しました。
「Logic」というと、今まで「なんだか、いろいろできるみたいだけど、複雑だし面倒くさいみたいだなぁ」という印象があったようです。しかし、筆者がはじめて「Logic Pro 8」をさわった時の印象は「GarageBandみたいにわかりやすい!しかも、すぐカッコイイ音になる!」というものでした。実際に、はじめてさわったその日に、シンプルなものではありましたが、1曲を創ることができました。
新しいDAWやシンセサイザー、音源を手に入れると、そこから得られるインスピレーションで曲やアイデアが生まれてくるのでステキです。そして、さらに突き詰めて使っていくと、かゆい所にも手が届く機能が満載であり、それが理論的に組み立てられている(まさにLogic !)だということにも驚かされました。さすが「Logic Pro 8」という、プロ仕様のDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)であるといえます。
今まで「Logic」が複雑だという印象を与えていた1つの要素であるエンバイロメントに関して、本書ではふれずにすすめました。「Logic Pro 8」の機能をすべて紹介できるわけではないので、エンバイロメントも含め、サラウンド、スコア、その他さまざまに機能が「Logic Pro 8」に盛り込まれているということをあらかじめお伝えしておきます。
「Logic Pro 8」が、どんなに優れたDAWであっても、音楽を制作するのは自分次第です。本書が、皆々様の「Logic Pro 8」を使った音楽制作の1つのヒントになれば幸いです。
また、筆者が音楽をやってきた過程の体験も盛り込んであります。おもしろ話の1つとして受け入れていただければ嬉しく思います。
本書を執筆するにあたってご協力して頂いた、KORG 江島様、マスターピース名古屋様&樋山様、DUBFACTORY 吉川様、Dachamboメンバー、Dachambo村民、ALL THE PEOPLE、感謝しています。
では、enjoy で! Peace !!

(本書「はじめに」より)
カバーイメージ
著者:HATA
B5変形・288ページ・オールカラー
本体価格:3,200円+税
ISBN978-4-88166-636-4
 
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CONTENTS
 はじめに
 Dachamboプロフィール

TECHNIC 01 音楽制作は「Logic Studio」で進化した!
 Logic Studio登場
 新しくなったウインドウ
 プロジェクトとリージョン
 新機能紹介

TECHNIC 02 オーディオインターフェイス&MIDIインターフェイスの設定
 Audio MIDI設定と「サウンド」環境設定
 「Logic Pro 8」のオーディオハードウェアを構成する

TECHNIC 03 リズムパートを制作しましょう
 起動して制作準備をする
 MIDIリアルタイム録音
 ピアノロールエディタウインドウの紹介
 イベントリストの紹介

TECHNIC 04 Bassラインを制作する
 インスペクタを使い音色を詰める
 グルーブテンプレートを使い、よりグルーヴィに仕上げる

TECHNIC 05 内部音源で上モノを制作する
 MIDIステップ・インプット録音
 「トランスフォーム」ウインドウで編集
 Hyper EditorでMIDIを編集

TECHNIC 06 生音を録音する
 録音設定
 ギターの録音
 サンプルエディタでオーディオファイルを調整

TECHNIC 07 その他オーディオの編集
 オーディオファイルを読み込み、ループにする
 「Digital Factory」を使いオーディオファイルを加工
 さまざまなテンポ変更に対応する
 ゆれたテンポとビートマッピング
 Apple Loopsを作成する

TECHNIC 08 ReWireを使う
 ReWireの紹介
 ReWireのルーティング設定と録音
 ReWire経由の音源を鳴らす

TECHNIC 09 外部機器との連携
 ハードウェアシーケンサーを同期させる
 External Instrumentプラグインを使う
 外部アウトボードを使って音色加工

TECHNIC 10 構成を考える
 トラックの抜き差しで大枠をつかむ
 さまざまなソロの使い方
 全体の構成を突き詰める

TECHNIC 11 ミックスをして曲を完成させる
 ミックス作業をおこなう
 新しくなったウインドウ
 オートメーションを使いMIXする
 ミックスした曲を書き出す

addition 「MainStage」を使う
 「MainStage」とは
 「MainStage」を開く
 「編集」モード
 「レイアウト」モード
 「演奏」モードと「フルスクリーン」モード
 オリジナルの「コンサート」を作成
 「MainStage」をエフェクトとして使う

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