Fedora 11で作る最強の自宅サーバー | ||
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本書は、最新版Fedora 11(Linux OS)を用いてインターネット・イントラネットサーバーを構築することに特化した書籍です。 Fedoraをパソコン(PC AT互換機)にインストールしてサーバーを構築し、FTTHやADSLなどの常時接続回線を利用し、ダイナミックDNSでインターネット上に公開できる自宅サーバーを構築する方法を詳しく解説しました。 Linux初心者でも問題なく作業が進められるよう、具体的な手順で、実際の画面(スクリーンショット)を多く掲載して解説しています。Tipsや注意ポイント、さらにキーワード解説を盛り込み、コマンド実行時にはコマンド解説も用意しています。 構築するサーバーはWeb(Apache)、Mail(Postfix、Dovecot)、FTP(vsftpd)、SSH(OpenSSH)などの基本的なインターネットサーバー、Webアプリケーションとしてブログツール(Movable type)とWebメール(Squirrelmail)、LAN内部使用する内部DNSサーバー(BIND)、Windowsファイル・プリンタ共有サーバー(Samba)を取り上げています。 本書では、できるだけセキュアにサーバーを構築・運用するように配慮しました。一貫してにroot(管理者)でのログインは避け、必要に応じてroot権限を得て作業すること、またセキュアOSの「SELinux」を有効にして運用すること、基本的にサーバーのファイアウォールを有効にして、必要ポートのみ開放すること、さらに無償の不正アクセス対策(ウイルス対策)ソフトの導入や、サーバー管理者の心得としてログ解析やログの見方なども解説しています。 インストールメディアには、Fedora 11の「Fedora DVD」(インストールDVD)、「Fedora Live」(LiveCD)、「Fedora netinst」(ネットワークインストールCD)の3種類を収録しています。環境に応じてメディアを使い分けてください。 |
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著者:福田和宏 B5変形・416ページ・1色・DVD-ROM1枚&CD-ROM2枚付 本体価格:2,780円+税 ISBN978-4-88166-695-1 |
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Part1 自宅サーバー構築の基礎知識
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1-1 自宅サーバー構築の利点 1-2 ネットワークに関する予備知識 1-3 セキュリティの重要性 Part2 Fedoraのインストールとトラブル対処 2-1 インストールディスク 2-2 インストール領域の確保 2-3 インストールの準備 2-4 Fedoraのインストール 2-5 トラブル対処方法 Part3 システムの基本操作・設定とアップデート 3-1 デスクトップの操作 3-2 エディタとターミナルの操作 3-3 ディスク・USBメモリー 3-4 画面とビデオカードの設定 3-5 パッケージの導入と更新 3-6 ユーザーの新規作成と削除 Part4 サーバーを外部公開する設定 4-1 定IPアドレスとネットワーク設定 4+2 ダイナミックDNSの利用 4-3 外部公開用ルーター設定 Part5 内部DNSサーバーを構築する 5-1 DNSサーバーとは 5-2 BINDの導入 5-3 クライアントの設定変更 Part6 ファイル・プリンタ共有サーバーを構築する 6-1 ファイル共有サーバーの導入 6-2 プリンタを共有する Part7 SSHサーバーを構築する 7-1 SSHサーバーの稼働 7-2 SSHの利用方法 7-3 鍵交換方式による認証 Part8 FTPサーバーを構築する 8-1 FTPサーバーの導入 8-2 FTPサーバーへの接続 Part9 メールサーバーを構築する 9-1 メールサーバーの導入 9-2 メールクライアントの設定 9-3 スパムとウイルスメール対策 9-4 OP25B対策 Part10 Webサーバーを構築する 10-1 Webサーバーの導入 10-2 ユーザー別Webページ公開 10-3 ユーザー認証機能の設定 10-4 SSLによる暗号化 Part11 Webアプリケーションを導入する 11-1 ブログの設置 11-2 Webメールの設置 Part12 セキュリティ対策 12-1 ファイアウォール設定 12-2 ウイルス対策ソフトの導入 12-3 不正侵入への対策 12-4 ログを毎日チェックしよう Appendix 付録 01 Fedora10からのアップグレード 02 攻撃に関する主要な用語解説 ≪ 目次を隠す | ||
本書は絶版・品切となっております。 |