ソーテック社 | パソコン・ビジネス書籍出版

TOP　　 | 書籍サポート　　 | 正誤表　　 | 会社案内　　 | 採用　　 | 読者アンケート　　 | 書店様へ　　 | Kindleワンコイン

ビジネス・一般書籍

株マネー | 経済 | 金融 | 保険

会計 | 経理 | 総務 | 労務管理

経営 | 起業 | マーケティング

自己啓発 | 接客マナー | 話術

営業 | 流通 | ITビジネス

発想・思考 | 企画 | 組織論

歴史・文化 | 心理 | 英会話

副業 | 不動産 | 法律・規則

生活・健康 | 趣味・実用

シリーズで探す

スーパーリファレンス

スーパーテクニック

トレーニングブック

詳細！入門ノート

入門教室

プロが教える！

電子工作関連書

「伝わる」シリーズ

「プロの技」シリーズ

実践マスター

サンプル活用辞典

すぐにできる！

Perfect Manual

Perfect GuideBook

「最強」のシリーズ

DVDビデオでマスターする

謎シリーズ

和柄素材シリーズ

piece of Designシリーズ

デジタルコミック

デジ絵を簡単マスター

テンプレートで時間短縮！

ビジネスを加速する方法

鍛え方シリーズ

小さな会社シリーズ

知りたいことがパッとわかる

副業入門シリーズ

成功の法則シリーズ

投資の法則シリーズ

教科書1年生シリーズ

美容と健康

ハンドメイドアクセサリー

Google検索

InDesign CS5 スーパーリファレンス for Macintosh&Windows
AdobeのCreativeSuites製品群の中のページレイアウトソフトである「InDesign」も、他の製品と同様にバージョンアップしCS5となりました。早いもので、Adobeオリジナル製品の中では比較的新しい部類に入るInDesignも、通算バージョンでは7となりました。CS5では、大きな機能追加は少ないものの、ユーザー目線に立った従来機能のブラッシュアップが各所で施されており、使いやすさが向上しております。　InDesignユーザーとしてうれしい機能強化の筆頭としては、「角オプション」のインターフェース変更が挙げられます。InDesignでは、オブジェクトの角を丸めるには、「角オプション」ダイアログボックスで角の形状やサイズを設定していましたが、コントロールパネルで設定できるようになりました。また、長方形オブジェクトに角オプションを適用すると、4つの角はすべて連動していましたが、個別に角の形状とサイズを設定できるようになりました。さらにうれしいのがライブコーナー機能です。角オプションの設定をマウスのドラッグ操作でもできるようになりました。マウスでオブジェクトを見ながら直感的に操作できるので、大変便利です。　角オプションに付随しますが、CS4までは角オプションを設定したテキストフレームでは、「テキストフレームオプション」ダイアログボックスでテキストの配置が「上／右」以外はグレーアウトして使用できませんでしたが、CS5では使用できるようになりました。このオプション設定は、楕円のテキストフレームや、ペンツールで描画したテキストフレームでも有効です。　組版系の新機能の目玉は、「段抜き」です。テキストフレームに段組設定している場合、見出し部分だけを2段や3段で抜く段抜き見出しを作成するのは大変難しいことでしたが、InDesignでは指定した段落に段抜きする数を指定するだけで、簡単に段抜きできます。また、選択したテキストだけを2段や3段に分割する「段分割」も追加され、短いテキストを箇条書きにする際、余白を残さずにきれいにレイアウトできます。　複数ページサイズのサポートも見逃せない機能です。観音開きのレイアウトでは、端のページ幅は本誌幅よりも若干狭くするのが一般的です。CS5では、ページツールが追加され、選択したページのページサイズを変更できるようになりました。この機能は、ページのカバー作成のように、束（背表紙部分）や見返し（折り返し）部分などのある印刷物も、複数のページサイズを設定して作成できます。　レイアウト機能の大きな強化としては、間隔ツールが追加されました。従来であれば、間隔は配置したオブジェクトの結果としてできるものですが、間隔ツールは間隔をメインの移動対象として、オブジェクトのサイズを変更します。タイル上にレイアウトしている際のオブジェクトの移動には便利な機能です。　CS4から強化されたFlashとの連携強化ですが、CS5ではSWF書き出しのプラットフォームとしてインタラクティブ系の機能が大幅に強化されました。オブジェクトのアニメーション設定や、ムービーファイルやサウンドファイルの配置、SWFファイル書き出し前のプレビュー機能などが追加されました。紙媒体向けのデータの流用はもちろん、簡単なSWFファイルであればFlashを使わずに、InDesignのインターフェースでインタラクティブドキュメントの制作が可能です。　そのほか、選択ツールによるオブジェクトの回転、グループオブジェクトの個別オブジェクトを選択ツールで選択、画像選択に便利なコンテンツグラバー、レイヤーパネルでの全オブジェクト表示、オブジェクトを選択できないロック方式への変更、画像のメタデータから動的にキャプションを生成するライブキャプションなど、小粒ではありますが、ユーザーの使い勝手を考えた機能強化が図られています。　本書は、InDesign CS5の新機能も含めて、ほとんどの機能を図を使ってわかりやすく、詳細に説明しています。InDesign CS5のユーザーが困ったとき、真っ先に、本書を開いてもらえるように作成しました。ほんの少しでも読者のお手伝いができたら幸いです。（本書「まえがき」より）

著者：井村克也 B5変形・496ページ・オールカラー本体価格：3,200円+税 ISBN978-4-88166-757-6

本の購入はこちらからどうぞ

サポートページへ
目次を表示する ≫ Part 1　InDesignとDTPの基礎 Chapter1.1　DTPのワークフローと基礎知識 Chapter1.2　画像とカラーの基礎知識 Chapter1.3　InDesignのインターフェイス Chapter1.4　InDesign文書の新規作成 Chapter1.5　文書を開く・保存する Chapter1.6　ガイドとグリッド Chapter1.7　表示モードと表示倍率 Part 2　ページ作成の基礎 Chapter2.1　「ページ」パネルとページの操作 Chapter2.2　マスターページの作成 Chapter2.3　自動ページ番号とセクションの設定 Chapter2.4　テキスト変数を使う Chapter2.5　レイヤーの活用 Part 3　文字入力と書式設定 Chapter3.1　文字の入力とテキストフレームの操作 Chapter3.2　文字書式の設定 Chapter3.3　文字装飾の設定 Chapter3.4　ルビ、圏点を振る Chapter3.5　合成フォント Chapter3.6　特殊文字、スペース、分割文字の挿入 Chapter3.7　検索と置換、スペルチェック Chapter3.8　文字のアウトライン化とインライングラフィック Chapter3.9　ストーリーエディターと注釈、変更のトラック Part 4　段落書式、組版、スタイルシート Chapter4.1　行揃え／グリッド揃え／文字揃え Chapter4.2　インデント（字下がり）の設定 Chapter4.3　段落前後のアキと行取りの設定 Chapter4.4　段落境界線を設定する Chapter4.5　ドロップキャップと先頭文字スタイル Chapter4.6　箇条書き Chapter4.7　脚注 Chapter4.8　文字組み設定と組版方式 Chapter4.9　禁則処理とぶら下がり設定 Chapter4.10　縦組みに便利な機能 Chapter4.11　段抜きと段分割 Chapter4.12　欧文テキストのハイフネーション Chapter4.13　タブの設定 Part 5　スタイルとXMLの活用 Chapter5.1　段落スタイルと文字スタイル Chapter5.2　グリッドフォーマット Chapter5.3　自動番号機能 Chapter5.4　相互参照 Chapter5.5　条件テキスト Chapter5.6　タグ付きテキストの読み込み Chapter5.7　WordやExcelファイルの読み込み Chapter5.8　XMLの利用 Chapter5.9　ライブキャプション Part 6　オブジェクトの基本操作 Chapter6.1　オブジェクトの種類 Chapter6.2　オブジェクトを選択する Chapter6.3　オブジェクトの移動と削除 Chapter6.4　オブジェクトのコピー Part 7　画像の配置と編集 Chapter7.1　画像を配置する Chapter7.2　画像やフレームの大きさを変更する Chapter7.3　「リンク」パネルと配置画像の管理 Chapter7.4　画像の表示解像度とカラー設定 Chapter7.5　画像に文字を回り込ませる Chapter7.6　クリッピングパスで画像を切り抜く Part 8　オブジェクトの編集 Chapter8.1　オブジェクトの変形 Chapter8.2　オブジェクトのロック、グループ化、前後関係 Chapter8.3　オブジェクトを整列させる Chapter8.4　オブジェクトに透明な穴をあける（複合パス） Chapter8.5　パスファインダーとシェイプを変換 Part 9　図形の作成・編集 Chapter9.1　線の設定 Chapter9.2　パス（図形）を描く Chapter9.3　ペンツールでパスを描画する Chapter9.4　フリーハンドで線を描く（鉛筆ツール） Chapter9.5　アンカーポイント・セグメントの調整 Chapter9.6　角の形状を変更する Chapter9.7　Illustratorのオブジェクトの利用 Part 10　表の作成と編集 Chapter10.1　表の作成とセルの操作 Chapter10.2　セルへの文字入力と罫線の設定 Chapter10.3　表スタイルとセルスタイル Part 11　カラーの適用 Chapter11.1　オブジェクトのカラーを指定する Chapter11.2　スウォッチを使いこなす Chapter11.3　プロセスカラーと特色 Chapter11.4　グラデーションの作成 Chapter11.5　不透明度と効果 Chapter11.6　オブジェクトスタイル Chapter11.7　オブジェクトの属性で検索・置換 Part 12　ブック・目次・索引 Chapter12.1　ブック機能で複数のファイルをまとめる Chapter12.2　目次の作成 Chapter12.3　索引の作成 Part 13　保存と印刷 Chapter13.1　プリンターの設定と印刷 Chapter13.2　ライブプリフライト Chapter13.3　パッケージ Chapter13.4　PDFの書き出し Chapter13.5　Flashとの連係 Chapter13.6　インタラクティブ効果とSWF／PDF書き出し Chapter13.7　その他の書き出し Part 14　環境設定とカスタマイズ Chapter14.1　環境設定 Chapter14.2　カラー設定 Chapter14.3　キーボードショートカットの編集 Chapter14.4　メニューのカスタマイズ ≪ 目次を隠す ※お使いのブラウザでJavaScriptが無効の場合は機能しません。