答えが出るのをじっと待って過ごすのか？
本書はWatchKitアプリをはじめて作る人ための入門書です。しかしながら、iOSアプリの開発については初心者程度の経験があり、Swiftについても基礎的な知識がある方を読者対象にしています。
とは言えプログラムコードや操作方法については、要所にコメントを付け、できるだけ図を使い手順を追って解説しました。この本の内容は、WatchKitアプリを作るために必ず知っておくべきことばかりです。最初は難しく感じても少し努力してみてください。時間はあなたの味方です。
このサポートページでは、本書のサンプルファイル124本のダウンロード、正誤表、本書の構成などを掲載しています。本書を読むにあたり、ぜひサンプルをダウンロードしてXcodeで開いて実際にコーディングを行いながらSwiftとApple Watchアプリの開発方法を学んでください。
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本書の構成と各PARTの内容について以下に記します。各PARTの目次内容については書籍紹介ページを参照ください。
WatchKitアプリ開発の手順の概要とWatchKitアプリの仕組みを説明します。アプリの仕組みを頭において読み進めていくと、この先わかりやすくなります。
ラベル、ボタン、スイッチといった部品の扱いと画面レイアウトについて詳しく説明します。地図や画像の表示、アニメーションも扱います。
画面遷移の方法です。セグエでの連結が手軽ですが、コードでページを作成して遷移することもできます。各ページのカスタムクラスの作り方も説明します。
文字入力とメニュー作成について解説します。Apple Watchにはキーボードがありませんが、語句の候補から入力文字を選んだり、絵文字入力、音声入力を利用したりもできます。画面を強く押すフォースタッチを使ってメニューボタンを表示する機能もあります。
iOSアプリのテーブルと比較するととても簡単です。テーブルをページのメニューのように使う方法も説明します。
グランスの作り方と試し方を説明します。グランスの情報を最新に保つための方法とグランスからアプリの特定ページを開く方法を紹介します。
もっとも重要な項目です。Apple Watchは通知を再発明したのかもしれません。Xcodeではローカル通知のシミュレーションができませんが、ローカル通知はリモート通知に比べて手軽に実装できて活用範囲も広く考えられます。ぜひ実機テストを行い、通知の可能性を探ってください。
iOSアプリとの連携を解説します。WatchKitアプリはiOSアプリと連携することで真の力を発揮することは言うまでもありません。操作を引き渡すHandoffもユーザー体験を高めるために欠かせない機能です。
本書の訂正事項について、見つかり次第本欄に掲載していきます。
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