サンプルファイルとして、本書Chapter 6-5で解説した、Power Appsのバーコードリーダーアプリをインポートする手順を説明します。
①バーコードリーダーアプリのzipファイル(barcode.zip)をダウンロードします(ダウンロードはここをクリック)。
②Power Apps Studioを起動し「アプリ」画面を表示します。
③「アプリをインポートする」を選択し、「パッケージから(.zip)」をクリックします。
④アプリのインポート画面に遷移します。
⑤「アップロード」ボタンをクリックします。
⑥エクスプローラーで先ほどダウンロードしたzipファイル(barcode.zip)を選択し、「開く(O)」をクリックします。
⑦ファイルがアップロードされます。
⑧「インポート」ボタンをクリックし、次のメッセージが表示されたら、インポートは完了です。
⑨マイアプリにバーコードリーダーアプリが追加されます。なお、環境によってはインポート後の反映に時間がかかる場合があります。
これは、先ほどインポートしたバーコードリーダーアプリを、SharePoint Onlineリストと接続して、より実用的にするための手順です。 バーコードリーダーアプリでは読み取ったバーコードをギャラリーに格納していますが、これだけではアプリの終了に合わせてデータが削除されてしまうため、登録したデータをSharePoint Onlineリストに登録するために、改修を加えていきます。
①SharePoint Onlineリストを作成する。
移行先環境で。稚児のとおりにリストを作成します。リスト名はBarcodeDataListとしています。
②先ほどインポートしたバーコードアプリを開きます。
③作成したBarcodeDataListをデータソースとして追加します。
④Screen1に「+挿入」からボタンコントロールを追加します。「Text」プロパティを”リストに登録”に変更します。
⑤ボタンの「OnSelect」プロパティに以下の式を記載します。
1行目でリストへ登録、2行目で登録完了メッセージ、3行目でコレクションからリストへ登録したデータを削除しています。
※エラーが出る場合、コレクションとリストの列名が一致していない可能性があります。
⑥「バーコードを読み取り、「リストに登録」ボタンをクリックします。
登録が完了すると次のように表示されます。
リストにも登録されています。