日の出直前と日没直後、空がうす明るくなることをいいます。 太陽が地平線下にあるのに明るいのは、上層の大気や浮遊するちりによって、光が散乱されて生じます。しかし、太陽が地平線下18度になると、薄明はまったくなくなります。 このときを天文薄明(てんもんはくめい)というそうです。
また、低緯度地方では1年を通じて薄明は短く、高緯度地方では長くなり、特に夏期には白夜となります。