ホームページ><日本の地ビール>[五十音順索引


関東の地ビール


[北海道I東北I中部I近畿I中国I四国I九州]

茨城県
  • 牛久ブルワリービール・バウアー
  • 牛久市
  • 常陸野ネストビール
  • 那珂町
    栃木県
  • 宇都宮雷都麦酒
  • 宇都宮市
  • 那須ランドビア[那須高原ビール]
  • 那須町
    埼玉県
  • サッポロビール埼玉工場ミニブルワリー
    [パブ・ブルワリー川口]
  • 川口市
  • 小江戸蔵の街[小江戸ブルワリー]
  • 川越市
  • 武蔵野夢限麦酒
  • 入間市
    東京都
  • 東京地ビール[ブルーワリーパブすみだ川]
  • 墨田区
  • 両国地麦酒[ビヤステーション両国]
  • サンクトガーレン
  • 港区
  • 台場地麦酒[デックス東京ブルワリー]
  • 赤坂地ビール/深大寺ビール
  • 調布市
  • サントリー武蔵野ミニブルワリー
  • 府中市
  • 多摩ビール
  • 八王子市
    神奈川県
  • キリンビール横浜工場
    パブブルワリー・スプリングバレー[キリン横浜ビアビレッジ]
  • 横浜市
  • チャルダ横浜地ビール
  • 湘南蔵元ビール
  • 茅ヶ崎市
    
    
    

    【茨城県】
    [牛久市]

    牛久ブルワリービール・バウアー

    「神谷バー」で有名な神谷伝兵衛が1903年につくった、日本最初の本格的ワイナリー「牛久シャトー」。合同酒精はその中に、96年7月末に醸造所とビアレストランをオープン、ビールの醸造・提供を開始した。
    「バウアー」とは、ドイツ語で木陰とかあずまやの意味。ドイツから招いたブラウマイスターが造るのは、「ヘレス」「デュンケル」の濃淡2種類のドイツ・タイプの下面発酵ラガーと、季節ごとの「スペシャルビール」。いずれも濾過せず、酵母が生きている。
    ビアレストラン「バウアー」のほか、シャトー内の3つの飲食施設でも飲むことができる。


    [那珂町]

    常陸野ネストビール

    茨城県で酒造り180年の伝統を持つ蔵元・木内酒造が醸造、96年10月から販売しているビール。そのスタイルは、「ペールエール」「アンバーエール」「ヴァイツェン」「スタウト」と、いずれも上面発酵。ブルーパブはなく、酒販店ルートでの販売のみ。


    【栃木県】
    [宇都宮市]

    宇都宮雷都麦酒

    宇都宮市の市制100周年を記念して開園したテーマパーク「ろまんちっく村」で造られるビール。96年9月から、同村内の地ビールレストランで提供されている。
    地元・宇都宮産のあまぎ二条大麦を使用して造っているというビールは、ピルスナーとブラウンエール。ピルスナーには、濾過したものと未濾過のものの2種類がある。
    「雷都」は、宇都宮が雷の多い町であることと、ビールのライトな味わいをかけたネーミング。
    園内のバーベキューレストランや和食レストランでも飲むことができる。


    [那須町]

    那須ランドビア
    [那須高原ビール]

    那須連峰の山の雪解け水で仕込んだというビール。96年10月から、ブルーパブでの提供を開始。「ヴァイツェン」「アンバーエール」「ペールエール」「スタウト」と、4種類いずれも上面発酵。栃木県内での市販も行っている。


    【埼玉県】
    [川口市]

    サッポロビール埼玉工場ミニブルワリー
    [パブ・ブルワリー川口]

    サッポロビールでは埼玉工場内にミニブルワリーをつくり、ここで醸造されるビールを94年9月から、隣接する「サッポロビヤプラザライオン」内で提供している。
    大手ビール会社の醸造なので、本当の意味での地ビールではないが、ここでしか飲めないビールが造られている。上面発酵のものと下面発酵のものがあるが、目玉は、「小麦の夢」という名のヴァイツェンと、日本では珍しいドッペルボック・タイプのマイスターボック。ほかにもウィーン・タイプのクラシックウィーン、オリジナルピルスナー、マイルドエールなどが造られている。いずれも濾過はされている。マイスターボックは香水のような香りで、甘みがある。


    [川越市]

    小江戸蔵の街
    [小江戸ブルワリー・川越]

    古い街並みを残し「小江戸」と呼ばれた川越に、有機農産物の販売を手がける協同商事が、96年4月にブルーパブをオープン、ビールの提供を開始した。
    「ペイルラガー」「ピルスナー」「ラガー」「ビター」「スタウト」の基本5種に加え、「地ビールは地元産の原料を使うべき」という観点から川越原産のさつまいもを副原料とした「サツマイモラガー」や、「リンゴペイルラガー」などがある。いずれも、既成のいわゆる「モルトエクストラクト」を使用しているため、酒税法上は、ビールではなく発砲酒に分類される。
    瓶入りのものは、店内で買えるほか、市内の飲食店に出荷。東京の京王百貨店などでも買える。


    [入間市]

    武蔵野夢限麦酒

    埼玉県内で酒販店チェーンを展開する橋本屋が醸造、96年6月から、チェーン全店で瓶入りのものを販売している。「武蔵野」の名前を冠したビールは、「レッドエール」「ヴァイツェン」「ペイルエール」「スペシャルビター」と、上面発酵の4種。業務用の樽詰めも扱っているほか、ブルーパブもあり。


    【東京都】
    [墨田区]

    東京地ビール
    [ブルーワリーパブすみだ川]

    醸造元はアサヒビールの子会社・隅田川ブルーイングで、95年3月に「ブルーワリーパブすみだ川」をオープンさせた。
    ビールの種類は、「吾妻橋」と名付けられた赤褐色のアルトタイプと、「リバーピア」という淡色のケルシュタイプ。それぞれドイツのデュッセルドルフとケルンに起源を持つビールで、ともに上面発酵。さらにスペシャルとして、濾過する前のリバーピアが、「ツヴィッケル・リバーピア」として提供されている。ちなみに、吾妻橋とリバーピアは、遠心分離器で濾過されている。
    これらのビールは、「ブルーワリーパブすみだ川」のあるアネックスビル内の、ほかの店でも飲むことができる。


    [墨田区]

    両国地麦酒
    [ビヤステーション両国]

    JR両国駅の旧駅舎内に、96年9月にオープンした「ビヤステーション両国」。サッポロビールと、ビヤホールを全国展開するニユー・トーキヨーとが手を結んでつくられた、この飲食施設で醸造されているのが「両国地麦酒」。
    ビールは、ピルスナーと、チェコ・スタイルのダークラガー、ヴァイツェンのほか、季節のビールも提供予定。ヴァイツェンは未濾過。


    [港区]

    サンクトガーレン

    飲茶レストラン・チェーンを展開する株式会社永興の岩本光生社長は、93年、アメリカ・サンフランシスコに経営するレストラン「カフェ・パシフィカ」にマイクロブルワリーを併設、ビールの醸造を始めた。そのビールをアメリカから輸入して、提供しているのが六本木の「サンクトガーレン」。岩本社長は、いわば日本の地ビールの先駆けといえる。
    輸入しているビールは、ペールエール、アンバーエール、ダークエールの3種類のエール。アメリカのマイクロブルワリーの洗練された味をめざしているそうで、実際飲むと、アメリカのマイクロ特有のテイストが感じられる。適度に濾過した方がうまいビールができる、という信念のもと、濾過を行っているのが、ここのビールの特徴。
    永興の経営する飲茶レストラン「スイハンビレッジ」各店でも飲むことができる。
    現在は輸入の他に、日本国内の発泡酒醸造の免許をとって各種ビールの醸造を始めており、さまざまなスタイルのものが「サンクトガーレン」で「季節のビール」として出されている。これも、アメリカのマイクロブルワリー風の味わいで、なかなかのものである。
    「サンクトガーレン(ザンクトガーレン)」は、中世にビールを醸造していたというスイスの修道院の名前。


    [港区]

    台場地麦酒
    [デックス東京ブルワリー]

    その開発を巡ってさまざまな論議を呼んだ東京の臨海副都心。ここに、96年7月にオープンした商業施設「デックス東京ビーチ」内の醸造所「デックス東京ブルワリー」で造られているのがこのビール。同じフロアにある「サンセットビーチブルーイングカンパニー」のほか、館内の「ザブザ」「さかな三昧・魚丸」でも飲むことができる。
    アサヒビールとの提携で醸造されるビールは、ドイツ・スタイルで上面発酵の「アルト」と「ケルシュ」の2種類。


    [調布市]

    赤坂地ビール/深大寺ビール

    1948年からホッピーをつくってきたホッピービバレッジ(旧社名:コクカ飲料)が醸造を手がけている。本社は赤坂だが、醸造所は調布市。
    つくっているのは、ピルスナーと、黒ハーフというミュンヘンタイプのダーク・ラガーとペール・ラガーの中間タイプの2種類。ともに下面発酵。販売地域によって、赤坂地ビール、あるいは深大寺ビールと名前を変える。
    ピルスナーは副原料にコーンを使用しているが、黒ハーフの方は麦芽100%。黒ハーフは、色はアンバー、華やかな香りがあり、フルーティーな味わいの中に苦みが感じられる。
    ブルーパブはなく、330mlびんの、デパートや、赤坂、調布近辺の酒販店、コンビニなどでの販売が中心だが、赤坂地区の何軒かのレストランにだけは樽で卸されており、濾過も熱処理もされていない生のものが飲める。


    [府中市]

    サントリー武蔵野ミニブルワリー

    サントリー武蔵野工場は、サントリーの最初のビール工場だが、この工場の中に88年にミニブルワリーがつくられ、限定醸造のビールが造られている。 主な銘柄は、「モルツスーパープレミアム」「黒ビール」など。ほかに、さまざまなスタイルの季節限定ものがある。「黒ビール」は、ローストしたモルトの香ばしいアロマが感じられ、ホップのさわやかな香りとのバランスも良い。なかなか飲めるところがないのが残念だ。
    ブルーパブはないが、工場見学をすれば試飲することができる。以前は土日祝休みだったが、96年春から土曜も見学できるようになった。しかしミニブルワリーの見学は平日のみで、ミニブルワリーのビールも平日しか飲めない。
    工場内の売店で、瓶入りの「黒ビール」を買うことができる。
    [八王子市]

    多摩ビール

    不動産業を営む黒田泰光氏が、規制緩和直後の94年7月に多摩ブルワリーを設立、95年12月にビール醸造の本免許を取得して醸造を開始したビール。96年2月、八王子市にブルーパブの「レストラン・ビア倶楽部」をオープンさせた。
    料理店を経営していたことはあるもののビール醸造に関しては素人だった黒田氏は、ドイツ、ベルギー、チェコ、イギリス、アメリカなど各国を巡って醸造所を視察し、サッポロビール川口工場で研修も受けた。最初は外国人技術者を雇うつもりだったが、ビール造りが面白くなって、黒田社長自らが醸造することになってしまったという。
    ビールは、上面発酵のものが「ヴァイツェン」「クリアーヴァイツェン」「スーパーエール」「レッドエール」の4種類。「ヴァイツェン」と「スーパーエール」は未濾過で、これをそれぞれ濾過したものが、「クリアーヴァイツェン」と「レッドエール」。
    ほかに、期間限定で「ボック」や「多摩の黒生」といった下面発酵ラガーも造っている。麦芽、ホップはドイツから輸入。
    96年4月には、多摩センター駅前に「レストラン・ビア倶楽部」の支店をオープンした。


    【神奈川県】
    [横浜市]

    キリンビール横浜工場
    パブブルワリー・スプリングバレー
    [キリン横浜ビアビレッジ]

    キリンビールは91年に横浜工場をリニューアル、庭園やレストランなどの施設をつくり、ブルワリーツアーとともに楽しめるキリン横浜ビアビレッジとしてオープンさせた。このとき工場敷地内に作られたのが「パブブルワリー スプリング・バレー」。
    大手ビール会社の醸造だが、ここでしか飲めないビールを造っている。店名を冠した麦芽100%のピルスナー「スプリングバレー」と、ダークラガー(ドゥンケル)「デュンケルビア」のほか、上面発酵、下面発酵をとり交ぜて季節ごとに替わるシーズン限定ビールもある。 一部のビールは、同工場敷地内にあるレストラン「ビアポート」でも飲むことができる。


    [横浜市]

    チャルダ横浜地ビール

    大手通販会社、シャルレが醸造を手がけるビール。95年に子会社・チャルダを設立、96年には横浜と神戸にブルーパブをオープンして、提供を開始した。
    造られているビールは、横浜も神戸も同じで、「ビターエール」「ブラウンエール」「スタウト」「アルト」「ウィート」「ピルスナー」「ダークラガー」の7種類。その他に、ピルスナー+ダークラガーの「ハーフ&ハーフ」、ピルスナー+スタウトの「ブラック&タン」がある。いずれも濾過はされていない。


    [茅ヶ崎市]

    湘南蔵元ビール

    茅ヶ崎市の日本酒蔵元・熊沢酒造が醸造するビール。96年11月から、同市内のブルーパブ「湘南麦酒蔵」で提供するほか、首都圏のデパートでもびん入りの販売を行っている。
    "文化としてのビールを湘南の地で育む"がキャッチフレーズ。 日本酒と同じ丹沢山系の伏流水を使用。


    [販売開始準備中]

    群馬県 嬬恋村浅間高原麦酒
    [嬬恋高原ブルワリー]
    97年春0279-96-0157
    神奈川県横浜市八景島ブルワリー
    
    
    [北海道I東北I中部I近畿I中国I四国I九州]

    ホームページ><日本の地ビール>[五十音順索引